-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
ただ利害を破却し老若を忘れて閑にならむこそ老いの楽しみとはいふべけれ
- 【名言名句】
ただ利害を破却し
老若を忘れて閑にならむこそ老いの楽しみとはいふべけれ
【解説】
老齢化が進み、長寿人口が増える昨今、老後の過ごし方が問題となっているが、この言葉は、さびを求めつづけた芭蕉らしい人生観を示す。「老いてますます盛ん」という言葉もあるが、芭蕉は、利害への関心を捨て、自然を友とし、閑寂の境地にあれと説く。これも一つの生き方であろう。
【作者】松尾芭蕉
【生没年】1644~94
【職業】俳人
【出典】『閉関之説』
閑:何もしないでいること。ひま
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:夕映えが美しいように老人の場所から見た世界は美しいのです 何歳になっても、今日一日生きているものは今日一日分の仕事をせないかんと思います 老年は男女間の友情には最も適した時代である 人間はとしをとるにつれて一種のあきらめ自然の理法にしたがって滅んでゆくのをたのしむといったふうな
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141