-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
時というものはそれぞれの人間によってそれぞれの速さで走るもの
- 【名言名句】
時というものは
それぞれの人間によってそれぞれの速さで走るもの
【解説】
時間は人によって、また人生のその時どきにおいて過ぎ去る速さが異なる。「時が、どんな人とは緩足で連れそうか、またどんな人とは、UNI(8dd1)足で、どんな人とは駆足で、また、どんな人とはまったく動きもしないか」と、シェイクスピアは具体例を示す。
「結婚の約束と式をあげる日との間」が最も遅く、「断頭台に引っぱられる泥棒の時間」は駆足で過ぎる。「ラテン語を知らぬ坊さん」は勉強しないためよく眠れるから緩足で、「通風にかかっていない金持ち」はほがらかに過ごすからUNI(8dd1)足、「休暇をとっている弁護士」にとって時間は動かないという。私たちがどんな時間を過ごすかは、その人の環境、経験、年齢によって大きな意味をもつ。
「未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように飛び去り、過去は永久に静かに立っている」(シラー)も時間の変化と大切さを示す言葉である。
【作者】シェイクスピア
【生没年】1564~1616
【職業】イギリスの劇作家
【出典】『お気に召すまま』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:「明日は」「明日は」と言いながら今日という「一日」をむだにすごしたらその人は「明日」もまた空しく 明日ありと思ふ心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは 明日のことが分からないということは人の生きる愉しさをつないでゆくものだ すでに生きてしまった一つの人生はつまり下書きでもう一つのほうが清書だったらねえ
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141