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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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百薬の長とはいへど万の病は酒よりこそ起れ
- 【名言名句】
百薬の長とはいへ
ど万の病は酒よりこそ起れ
【解説】
『漢書』食貨志には「酒は百薬の長」とあるが、兼好は、気持ちを解放したり、食欲の増進といった酒の効用をいわないで、飲みすぎによる弊害を喚起する。
ビールが五千年前のシュメール人の生活のうえで欠かせないものであり、給料の一部になっていたことは知られている。酒と人類とのつきあいはたいへん長いのだが、とかく度を過ごして醜態をさらすことから、酒に対する印象は悪い。
『正法念処経』も「酒は毒中の毒」ときめつけている。酒は心して飲みたい。
【作者】吉田兼好
【生没年】1283頃~1353頃
【職業】随筆家
【出典】『徒然草』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:酒の元気に気焔を吐く者は卑怯なり気焔はシラフにて吐け酒にはただ酔わんことを思うべし 酒は口を軽くする 酒の神は海の神よりもずっと沢山人間を溺死させた われ病にかゝりてこゝにまことの人生を見そめき
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141