-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- 虚弱体質のタイプ④【きょじゃくたいしつのたいぷ】
- ◆症状
□頬が赤く、のどに乾燥感がある
□夕方から夜間にかけて微熱が出やすく、寝汗をよくかく
□手のひらや足裏にほてりを感じる
□不眠、または夢が多くて熟睡できない
□痩せている
□温まったときや夜間に具合が悪くなりやすい
□舌の色は赤く、舌苔は少ない
□脈は細くて速い
◆漢方薬(中薬・方剤)
補陰剤、補陰薬
◆飲食物(性味)
「甘」と「酸」の味のものを合わせて飲食するとよい。「辛熱」のものは控える
◆ツボ
・三陰交(内くるぶしから指4本分上の位置で、骨より指1本分アキレス腱寄りのところ)
・腎兪(肋骨の一番下の部分の線上で、背筋の盛り上がっている頂点)
・復溜(アキレス腱の前で、内くるぶしより親指2本分上)
◆その他の養生法
血虚体質に準じる。そのほか深夜の活動は控える
【全体的な注意点:漢方薬】
代謝障害体質に用いる漢方薬を長期間使うときは、漢方薬自体が正気を消耗させるおそれがあるので、補剤を併用する必要がある(理気剤・理気薬には補気薬。活血剤・活血薬には補血薬または補気薬。 痰剤・ 湿剤には補気薬など)。最近では「血液サラサラ」という言葉が流行して、ウコンなどを健康食品として用いるケースが目立つが、これらは活血薬に属するので、やはり日常的に長期連用する場合は注意が必要である。
陰虚体質
【出典】 |
日本実業出版社(著:関口善太) 「 東洋医学のしくみ 」 |
A D |
東洋医学のしくみについて | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
東洋医学のしくみ事典
- 【辞書・辞典名】東洋医学のしくみ事典[link]
- 【出版社】日本実業出版社
- 【編集委員】関口善太
- 【書籍版の価格】1,620
- 【収録語数】115
- 【発売日】2003年7月
- 【ISBN】978-4534036179