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 王ろじ【おうろじ】


父から受け継いだ味を守る





大正10年(1921)神楽坂で開業し、昭和21年に現在地に移ってからも変わらず、現当主・来住野正明さんの父にして創業者の来住野松蔵さんは、路地の王さま?つまり王ろじ?そのままに頑固一徹、かつ創意と工夫に富んだ人だった。食材や調理の仕方、器、店のロゴに至るまで、よそと一緒を嫌った。

肉をひたすら叩くのも、サンドイッチのパンを焼かずに蒸すのも、和洋折衷の麹仕立てのとん汁も、カップソーサーが一体になったとん丼の器も?みんな松蔵さんのアイデアだ。

「客は大部分が常連。その人たちがみな昔の味を求めて来る。

父の作った味を伝えるのが、私の仕事かな」と来住野さん。

王ろじのとんかつはロースのみ。いい脂身をしょった肉から筋と脂身をほどよく削り取り、これを小さなハンマーで根気よく叩く。1本のロースを30~40分叩いてようやく、甘い脂の味わいを残しつつ、ヒレ好きにも好まれるロースができる。

「正直、腱鞘炎が辛い。でも、これも親父の遺産ですから」

【出典】 東京書籍(著:岸 朝子/選)
東京五つ星の肉料理

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東京五つ星の肉料理について
とんかつ,ステーキ,すき焼き,しゃぶしゃぶ,桜鍋,ハンバーグ,ビーフシチュー,軍鶏料理……あらゆる肉料理から,東京でこれぞという名店を料理記者・岸朝子が精選に精選を重ねて紹介。
この言葉が収録されている辞典

 東京五つ星の肉料理


  • 【辞書・辞典名】東京五つ星の肉料理[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】岸 朝子/選
  • 【書籍版の価格】1,728
  • 【収録語数】
  • 【発売日】2007-12-01
  • 【ISBN】978-4-487-80183-1










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