見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2018年(平成30年/)
    ・11月(霜月/November)
    ・14日
    ・水(Wednesday)
    ・二十四節気
    ┣「立冬」から7日
    ┗「小雪」まで8日
    仏滅
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(いぬ)
    月齢:6
    月名(旧歴日):六日月(むいかづき)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 ネロ【東京雑学研究会編】


§ローマの皇帝ネロは、熱狂的な香り好きだった



帝政ローマの歴代皇帝の中でも、いちばんの暴君として知られているのが、ネロである。
ネロは、紀元五四年に一六歳で帝位に就き、当初は善政を敷いたものの、やがて独裁を始めた。母親のアグリッピナも権力欲が強く、息子を支配し続け、ネロとアグリッピナの間には近親相姦の噂もあった。ネロは、そのアグリッピナをはじめ、身近な者を次々に殺した。ローマに大火災が起こると、それをキリスト教徒のしわざとして迫害し、後世にまで悪名を残すこととなった。
こんなネロには、熱狂的な香り好きという一面があった。
ローマ皇帝ならば、できないことはない。宮殿の床には、じゅうたんの代わりにバラの花を敷きつめ、壁には、来客に香油や香りのように花を振りまく仕掛けセットした。宴会では、体じゅうに香油を塗った鳥を飛ばして、会場を芳香で満たし、人々を驚かせては悦に入った。
ネロの愛人ポッパエアも、負けず劣らず香り好きだった。そもそもポッパエアは人妻だったが、ネロはその夫を左遷して彼女をものにし、正妻を追放して迎え入れた。このポッパエアは、ネロの母親アグリッピナと仲が悪く、アグリッピナの暗殺は、ポッパエアが勧めたものといわれている。
ポッパエアは、もっぱら美容方面に香りを用い、香料入りの化粧クリームや、香料を入れたロバのミルク風呂を愛用した。お抱えの美容師はもちろん、調香師をも雇っていた。
競い合うように、香料を使った二人だが、やがてポッパエアは死んでしまう。
ネロは、ここでも香りの大盤振る舞いをしないではいられなかった。当時、香料の一大生産地はアラビアだった。ネロは、アラビアの生産量の一〇年分もの香料を、ポッパエアの葬式で振りまいたと言われている。
だが、六八年には反乱が起こる。軍隊にも元老院にも見捨てられたネロは、ローマ市を逃れて自殺した。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670748
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:ノアの方舟    熱帯低気圧  ネコ②  

   


  1. 雑学大全>ヒトの不思議>人物    >    ネロ
  1. ◆「ネロ」の関連ワード

  2. ノアの方舟


  3. 熱帯低気圧

  4. ネコ②


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全