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    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
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 「学ぶ・習う」に関する故事・成語・ことわざ



[教(おし)うるは学(まな)ぶの半(なか)ば](⇒「教(おし)える・教(おし)え」115ページ)
[下学(かがく)して上達(じょうたつ)す]日ごろから身近でやさしいことから学んでいって、やがて深遠な道理に達するということ。《類》「下学(かがく)の功(こう)」
[学者(がくしゃ)と大木(たいぼく)は俄(にわ)かには出来(でき)ぬ]多年の勉学・研究が実って初めて立派な学者となり、木も長い年月育ててようやく大木となる。学問は短い日時では大成できず、長い間の努力が必要であることの教え。
[学(がく)に老若(ろうにゃく)の別(べつ)なし]学問に年齢は関係ない。何歳であっても学ぶべきものはたくさんあるということ。
[学若(がくも)し成(な)らずんば死(し)すとも帰(かえ)らず]学問が成就しない限り、死んでも故郷に帰らないという、並々ならぬ決意を述べたもの。
[学問(がくもん)に王道(おうどう)なし]学問には一足飛びに身に付く方法というものはなく、系統だてて積み重ねていくことによって成就できるものだということ。《類》「学問(がくもん)に近道(ちかみち)なし」
[記問(きもん)の学(がく)]古い書物を読んでただ暗記している学問。自分自身で理解し生かすことができない。出典は『礼記(らいき)』。
[曲学阿世(きょくがくあせい)]真理を曲げて解釈した学問を利用して時勢や権力者にこび、へつらうこと。時勢に迎合するため学説を曲げる不正の学者を「曲学阿世の徒」という。出典は『史記』。
[蛍雪(けいせつ)の功(こう)]苦労して学問に励んだ成果。出典は『晋書(しんじょ)』。
[少年老(しょうねんお)い易(やす)く学成(がくな)り難(がた)し]若い時はまだ時間があると思ってもいつのまにか年をとってしまい、志している学問はなかなか進まないということ。時を惜しんで学問をせよ、という戒め。出典は朱熹(しゅき)の詩『偶成(ぐうせい)』。
[習(なら)い性(せい)となる](⇒「性格(せいかく)・性質(せいしつ)」295ページ)
[習(なら)うは一生(いっしょう)]人間の生涯は毎日毎日が勉強であり、死ぬまで学ぶことがある。学ぶことは無限だということ。
[習(なら)わぬ経(きょう)は読(よ)めぬ]知識も経験もないことは、やれと言われてもやれるものではないということ。
[故(ふる)きを温(たず)ねて新(あたら)しきを知(し)る]昔のことをよく研究して、そこから新しい知識を得ること。「温故知新(おんこちしん)ともいう。出典は『論語』。
[学(まな)びて思(おも)わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し]学問をしていても自分で深く考えることがなければ、確かな知識として身に付くことはないということ。出典は『論語』。
[学(まな)びて時(とき)に之(これ)を習(なら)う亦説(またよろこ)ばしからずや]学んだ物事を機会のあるたびに思索して、より深い理解を得ることは何とうれしいことではないかという意。出典は『論語』。
[門前(もんぜん)の小僧習(こぞうなら)わぬ経(きょう)を読(よ)む]寺の門前に住む子どもはいつも僧の読経を聞いているので、いつのまにか自然に経が読めるようになってしまう。つまり、人は環境によって影響されてしまうたとえ。《類》「見(み)よう見(み)真似(まね)」
[六十(ろくじゅう)の手習(てなら)い]六十歳で習字を始めるというように、年をとってから学問や芸事を習い始めること。

【出典】 あすとろ出版(著:現代言語研究会)
日本語使いさばき辞典

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日本語使いさばき辞典について
日本語を具体的な意味・内容から引くことができる辞典。日常的によく使う125の基本語から縁戚語彙を状態・種別・形態・程度・その他のグループに分類し解説。和語・漢語から作歌にに役立つ基礎古語・歌語まで約740語を収録。また擬音、擬態語、慣用句、故事、成語、ことわざ等も掲載し豊かな日本語を再確認することができる。
この言葉が収録されている辞典

 日本語つかいさばき辞典


  • 【辞書・辞典名】日本語つかいさばき辞典[link]
  • 【出版社】あすとろ出版
  • 【編集委員】現代言語研究会
  • 【書籍版の価格】3,024
  • 【収録語数】740
  • 【発売日】1997年9月
  • 【ISBN】978-4755508288










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