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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
越乃雪[越乃雪本舗大和屋]【こしのゆき】
- 日本三大銘菓といえば、金沢森八の長生殿、松江風流堂の山川(一説に博多松屋菓子舗の鶏卵素麺とも)、そして、この長岡大和屋の越乃雪。越後のもち米の寒晒粉と四国特産の和三盆糖を合わせた押し物で、この上なく上品な味わいと、ほろりと崩れる口当たりが多くの人々に絶賛されてきた。高杉晋作が亡くなる少し前に、この越乃雪を傍らの盆栽の松に降りかけ雪見に見立てたという逸話も有名。
大和屋は越後長岡藩の御用菓子司を務めた老舗。最初は御用金物商だったが、安永7年(1778)、体調を崩した九代藩主牧野忠清にこの菓子を作って献上し、いたく喜ばれ越乃雪の名を賜って後、菓子匠に。確かにその甘さはすっと体に染み入り、体力気力を蘇らせてくれるようだ。このほか四季の半生干菓子や干菓子など、いずれも品のよい姿形と味わい。近年では栗の風味を生かした棹物の栗甘美も好評だ。
日本三大銘菓にも数えられる
はかなくも端正な歴史ある干菓子

【出典】![]() |
東京書籍(著:岸 朝子/選) 「 全国五つ星の手土産 」 |
A D |
全国五つ星の手土産について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
5つ星の手土産

- 【辞書・辞典名】5つ星の手土産[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】岸 朝子/選
- 【書籍版の価格】3,024
- 【収録語数】368
- 【発売日】2008年8月
- 【ISBN】978-4487801350
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