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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- 天扶良からくさ【てんぷらからくさ】
- 店主の清水雅則さんは30年前のある日、たまたま茅場町を歩いていて、天ぷら店「稲ぎく」の前に無数の外車や高級車が停まっている光景を見た。「唖然としました。それがきっかけで天ぷら屋に憧れましてねぇ、稲ぎくの門を叩いたんです」。トラックのドライバーからの大転身だった。
平成8年、独立して今の店を持つ。「うちは高級店じゃないですよ。でも、味は負けません」。下町らしく応対は夫婦揃って気さく、かつ値段も手ごろだ。品書きはご飯と天ぷら、味噌汁、香の物がつく定食が中心。天ぷらは、揚げたてを味わってほしいと、昼も夜も一品ずつ出す。「本来は天つゆも塩も使ってほしくないんです。素材の味が生かされないでしょう。お客さんにも好みがあるのでお出ししていますが」。屋号は、ぐんぐん枝を伸ばす唐草のように商売が繁盛することを願ってつけた。「まだまだ繁盛しているとはいえません。まあ、私も家内ものんびりしてますから……」。奥さんの顔を見て、照れくさそうに微笑んだ。
一品ずつ出す定食が主体
【出典】 |
東京書籍(著:見田盛夫/選) 「 東京五つ星の鰻と天麩羅 」 |
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東京五つ星の鰻と天麩羅について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
東京五つ星の鰻と天麩羅
- 【辞書・辞典名】東京五つ星の鰻と天麩羅[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】見田盛夫/選
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】102
- 【発売日】2007-07-01
- 【ISBN】978-4-487-80161-9
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東京五つ星の鰻と天麩羅
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