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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
小満津【こまつ】
- 青梅街道から少し外れた住宅街に建つ、夫婦で切り盛りする小ぢんまりした店。かつて北大路魯山人らが通い、京橋にうなぎの小満津あり、と名を馳せた名店の主人が、現当主・前田治雄さんの祖父にあたる。一時は閉めたその店の名を惜しんで、二十数年前に現地に復活させた。
「こんな頑固な人、見たことない」と奥さんの恭子さんが笑うほど、うなぎに対する当主の姿勢は厳しく、時には入荷したうなぎの3割を「気に入らない」と捨てていたこともある。
「あまり太いうなぎは脂が強すぎて風味が負ける。細めのほうが味がこまやかですね」。一匹一匹の性質を見極めて蒸し時間を5分~数十分の間で変え、最高級の紀州備長炭で焼く。細心の手間をかけ、たれはあっさり上品なうな重は、匂いもつやもくっきりと、ひと口噛めば身はホロホロととろけるようだ。
これくらいの席数(22席)が精一杯、と語る前田さん。素材選びから調理まで、この手間のかけ方なら無理もないところ。
京橋の名店の技を受け継ぐ

【出典】![]() |
東京書籍(著:見田盛夫/選) 「 東京五つ星の鰻と天麩羅 」 |
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東京五つ星の鰻と天麩羅について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
東京五つ星の鰻と天麩羅

- 【辞書・辞典名】東京五つ星の鰻と天麩羅[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】見田盛夫/選
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】102
- 【発売日】2007-07-01
- 【ISBN】978-4-487-80161-9
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