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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
寿司【すし】
- 日本料理の代表といえば、寿司に天ぷらにおそば……。なかでも絶対に外せないのは寿司だろう。最近では回転寿司の店舗が増え、庶民も気軽に寿司を楽しめるようになったが、カウンターで食べる寿司屋の敷居はやはりまだ高い。しかし、本来の江戸時代の寿司は、町民が気軽に立ち食いすることのできる庶民の食べ物だったのだ。そのため、江戸前寿司は当時「早ずし」とも呼ばれていた。つまり、いまでいうファストフードであり、公衆衛生法や交通法などの理由でなくなるまでは、屋台の寿司屋が軒を連ねていたのである。現在では様々な種類のファストフード店があちこちでにぎわっているが、日本でいちばんはじめに登場したファストフード店は、意外にも江戸時代の「早ずし」屋だったのかもしれない。ところで、そんな江戸時代の屋台の寿司屋では、店主が一人で店を切り盛りするのがほとんどだった。店が混んで忙しくなれば、お客さんにお茶を入れる暇さえない。そこで何度もお茶を入れなくてすむようにと、あの寿司屋特有の大きな湯のみが考案されたといわれる。なるほど、寿司屋の湯のみはいまでも大きい。
江戸時代は高級料理ではなく、ファストフード
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305