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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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ゴルフ【ごるふ】
- ゴルフの一ラウンドは一八ホールというのは当たり前と思っているが、一〇でもないし二〇でもない、とくに切りのいい数字ではないのはなぜだろうか。一ラウンドが一八ホールというのは、いまから一五〇年ほど前の一八五八年、全英オープンなどで知られるゴルフクラブの総本山「R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セント・アンドリュース)」の会議で決定した。その理由が、ウイスキーを飲むことにこだわった長老の意見で決まったというから驚きだ。会議では、ホール数がなかなか決まらず、意見が分かれて結論が出そうにもなかった。そこである長老の会員が、いきなりこう切り出したという。「ホールを回るときには、気付け薬がわりにウイスキーを飲む。私は一ホールごとにウイスキーをグラス一杯飲むことにしている。グラス一杯のウイスキーを一八杯飲むと、ウイスキーのボトルが空になるから、一八ホールがちょうどいいだろう」。この意見に、ほかのクラブ会員たちが押し切られたのだという。こんな変わった理由がまかり通ってしまったのだから、よほどの名案だったのだろう。しかし、ゴルフ一ラウンドの間にボトル一本は多すぎるし、紳士のスポーツには似つかわしくないと日本人の私たちは思うかもしれないが、ゴルフ発祥の地スコットランドはスコッチウイスキーで有名な地方である。しかも風の強いスコットランドでは、体を温めるためにウイスキーを飲みながらプレーするのは、ごく当然のことだったのである。
一ラウンド=一八ホールとウイスキーの深い関係
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305