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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- 黄身【きみ】
- 生卵を割って黄身(卵黄)をよく見てみると、なにやら白いゴミのような物体がくっついていることに気づく。この物体、実は「カラザ(卵帯)」という名前で、決してゴミではない。本来ヒヨコになるはずの黄身(胚)にとっては、重要な役割をしているのである。カラザは黄身の両端と殻の内側をつないでいて、よく見るとバネのような形をしている。これによって、黄身は卵が動いても殻の内側にぶつからずに、卵の中心にやさしく保たれているのだ。卵の中心にあれば、外側を白身(卵白)に守られ、細菌の侵入を防ぐことができるというわけだ。生卵を保存するときは、尖った側を下にしたほうがよいとよくいわれる。これは、丸い側よりも尖った側のほうが殻の強度が強いことに加え、そのほうが黄身が安定して、殻の内側に触れにくく、細菌が繁殖しにくいことなどが理由として挙げられるが、どの方向で保存しても大差はないという実験結果もあり、注意が必要だ。ちなみに、生卵を食べるときにカラザを取り除く必要はない。カラザには栄養分があり、成分の一つであるシアル酸には、抗ガン作用も期待されているという。
生卵の黄身にくっついている白い物体は何?
【出典】 |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2
- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305