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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
上座・下座【かみざ・しもざ】
- 部屋には上座、下座と呼ばれる席がある。上座とは、目上やご年配の方の席。一般に床の間を背にした席、または床の間側奥が上座にあたる。床の間がない場合は、出入り口から向かって右手奥や、庭などの見晴らしのよい席、額や飾り物がある側を上座と考える。上座、下座を決める際に最も重要なことは、その場所がいかにくつろげるか、休まるかという点である。しかし、中国の『礼記』という書物には、左が上座と書かれてある。なぜかというと、左に心臓があるからなのだそうだ。心臓が左にあるから左手で心臓を守り、右手が働き手として仕事をするというわけである。能楽の舞台も、中国からの影響によって、神の象徴である正面の鏡板から見て、左が上座となっているのだ。座席に並んで座る場合も、座る人から見て、左側が上座、右側が下座になる。電車などの乗り物の場合は、窓側が上座で、通路側、中央の順に下座になる。進行方向を向いて座る位置の窓側が上座で通路側は下座になる。では、丸い中華テーブルに座る場合はどうなのだろうか。丸いので、上座と下座の区別がなさそうであるが、実はきちんと決まっている。席次は、入り口に近い側が下座、遠い側が上座となる。下座の招待者は、上座の主賓が席に座るまで入り口近くで待つのが一般的だ。そして、入り口からいちばん遠いところに主賓が座り、主賓の左隣が二番目、右が三番目、二番目の左隣が四番目、三番目の右隣が五番目、四番目の左隣が六番目……と続く。
丸い中華テーブルの場合、どこが上座と下座になるのか?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305