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 浦島太郎①【うらしまたろう】


神奈川県にある「浦島町」と「浦島太郎」の関係は?



子どもにイタズラされていたカメを助けて、お礼に竜宮城へとともなわれた浦島太郎は、お土産の玉手箱を開けてしまったために老人と化してしまう。この浦島伝説は室町時代に編まれた『御伽草子(おとぎぞうし)』に記載されたものがいまに伝わっているのだが、すでに『日本書紀』『丹後国風土記』などに竜宮伝説が見られ、内容から浦島伝説の舞台は丹後とする説が有力だ。それでも、長野県の「寝覚ノ床」のような浦島が老人になった後の話を伝える土地もある。神奈川県の浦島町も同じだ。京浜急行電鉄の子安駅近くにある浦島丘を中心とした一帯で、浦島太郎の墓まで存在するのである。そこでは、丹後が浦島太郎伝説の本場ということを承知のうえで、その地との関わりが伝承されている。相模国の三浦の地に、水江の浦島太夫という人物がおり、丹後に赴任中に太郎が生まれたのだという。竜宮城から帰って玉手箱の煙で老人になった太郎は、三〇〇年のときが経過していて、とっくに亡くなった父親の墓が故郷にあると知って相模を訪れた……というのが、浦島町における伝承だ。そのまま当地で没した太郎の墓と伝えられる亀石が、子安駅そばの蓮法寺にある。蓮法寺のある場所は、かつて浦島寺と呼ばれた観福寿寺があったところ。残念ながら寺は一八六八(慶応四)年に火事で焼失したが、墓だけは残された。さらに太郎は玉手箱と一緒に聖観世音菩薩像をもらっており、その像は観福寿寺の本尊として祀られていたという。明治時代に同寺を横浜市神奈川区にある慶運寺が併合したため、観音像は慶運寺に移され、いまでは慶運寺が浦島寺と呼ばれるようになっている。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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