見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 ノーベル賞【東京雑学研究会編】


§ノーベルがノーベル賞を設けたのは名誉挽回のためだった!?



ノーベル賞を創設したのは言わずと知れたアルフレッドノーベルである。ノーベル賞は、人類の平和や福祉に貢献した人に与えられる、世界でも最も有名で最も権威のある賞である。
ノーベルがこの賞を設けたのは、実は自分自身の評判をあげるためだったのである。
ノーベルダイナマイトの発明者として名高いが、実はその原料であるニトログリセリンは、イタリアの科学者であるアスカニオ・ソブレロが発明している。グリセリンを硝酸と混ぜることによって、小さな刺激で大爆発が起きるということを発見したのだ。
しかし、この爆薬はとても取り扱いが難しかった。液体のニトログリセリン珪藻土にしみ込ませると、このとんでもない扱いにくい爆薬が急に扱いやすくなることを発見したのが、ノーベルだったのである。
ノーベルはそれをダイナマイト名付けた。そして、それは戦争でどんどん使われるようになって、彼は一躍大資産家になったわけである。
ところが、ある朝、ノーベルは新聞を見て驚愕することになる。自分の死亡記事が掲載されていたのだ。それは彼の兄弟と誤解していたのだが、そのときの彼への誹謗中傷に愕然とする。「死の商人ついに眠る」とか「何よりも血を好んだ卑劣漢、ノーベルの足元には死体が累々」といった激しい見出しが踊っていたのである。
せっかく巨万の富を築いても、死んだ後に罵詈されるとは……。これではいかんとノーベル名誉挽回起死回生に思いついたのが、私財を投じてのノーベル賞の創設だったのである。
現在も毎年一〇月に発表されるこの賞は、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済の六部門で賞が授与されている。
過去、受賞した日本人は一二名で、最近では田中耕一氏、小柴昌俊氏のダブル受賞が記憶に新しい

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670753
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:のし  のぞき  ノーカーボン  脳のしわ  

   


  1. 雑学大全>社会>社会    >    ノーベル賞
  1. ◆「ノーベル賞」の関連ワード

  2. のし

  3. のぞき

  4. ノーカーボン

  5. 脳のしわ


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全