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K2【東京雑学研究会編】
- 世界第二位の高さを誇る「K2」は、カラコルム山脈の最高峰である。カラコルム山脈は、アジア大陸の中央に位置している。そして「K2」は、中国とパキスタンの国境線上に位置している。この山は標高八六一一メートルで、エベレストに次ぐ高さを誇る(人工衛星で測量するとエベレストより高いようだ。99ページ参照)。
さて、「K2」という名前はなかなかカッコイイのだが、実はただの測量番号だったのである。一八五六年のこと、インド測量局は、インドにある山を次々に測量した。そして、順番に番号をふっていったのである。Kはカラコロムの略で、番号は測量した順番だった。
例えば「K1」はマッシャブルム(雪の壁)、「K3」と「K4」はガッシャブルム(輝く峰)と名付けられたが、「K2」だけは名前がつけられなかった。人里から遠くはなれていたために、番号そのままに呼ばれるようになってしまったのである。
「K2」に初登頂したのはイタリア隊で一九五四年のことである。そして、日本人が「K2」に登ったのは一九七七(昭和五二)年のこと。世界で二番目の登頂であった。それ以来、この険しいと評判の山を一〇〇人を上回る人が征服している。
§世界第二位の高峰「K2」の名前はただの測量番号だった!
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473