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アメリカ大陸【東京雑学研究会編】
- アメリカ大陸を「発見」したのはコロンブスである。だが、彼は残念なことにこれを新大陸とは認識していなかった。もし、彼が当時それがわかっていたとしたら「アメリカ大陸」は「コロンブス大陸」だったかも知れないのである。
アメリカがコロンブスによって「発見」されたのは一四九二年のことである。コロンブスはこのとき、ここがインドの一部だと信じ込んでいた。その後、一五〇一年、アメリゴ・ヴェスプッチは南アメリカの大西洋岸を航海したという。もちろん、コロンブスの後だが、彼がアメリカの発見者だと誤解されたのである。ただ、ヴェスプッチもそこがインディアスから独立した大陸だということを知っていたかどうかは謎である。
アメリカと名付けることになったのは一五〇七年のことだが、世界最初のアメリカ入り地図を作ったマルティン・ワルトゼーミュラーが発見者にちなんでその名前を提案したのである。マルティンこそが、ここを新大陸と認識し、名前をつけようと主張したのである。そして、マルティンは、発見者をアメリゴだと思い込んでいた。
アメリカの元はアメリゴ。ラテン語化した読み方でこうなったわけである。
§「アメリカ大陸」は本当だったら「コロンブス大陸」だった?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473