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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
- 「考える・考え」に関する慣用句
- [頭(あたま)が固(かた)い]固定観念にとらわれ、柔軟な考え方ができない。融通がきかない。《類》「石頭(いしあたま)」「CID(7695)子定規(しゃくしじょうぎ)」
[頭(あたま)を抱(かか)える]どうしたらいいか分からず考え込む。《類》「思(おも)い沈(しず)む」「思案(しあん)に沈(しず)む」
[頭(あたま)を絞(しぼ)る]何かよい考えはないだろうかと、いろいろ考える。「絞る」は「搾る」とも書く。
[頭(あたま)を悩(なや)ます]考えあぐむ。《類》「思(おも)い煩(わずら)う」「頭(あたま)を痛(いた)める」
[頭(あたま)を捻(ひね)る]分からないことや、よい方法を見つけようと考える。
[案(あん)に相違(そうい)する]予想していたことと異なる。考えが外れる。
[一計(いっけい)を案(あん)じる]一つのはかりごとを考え出す。
[一考(いっこう)を要(よう)する]改めて慎重に考えてみることが必要である。
[一歩(いっぽ)を譲(ゆず)る]自分の主張を一部引っ込めて、相手の考えを聞き入れる。
[意(い)に適(かな)う]考えに合う。
[意(い)を酌(く)む]相手の考えを肯定的に察してやる。
[意(い)を尽(つ)くす](⇒「意向(いこう)・意志(いし)・意思(いし)」90ページ)
[異(い)を挟(はさ)む]他人の考えや意見に疑問を投げ掛ける。
[お伺(うかが)いを立(た)てる]目上の人に考えや指図などをあおぐ。
[思(おも)いも寄(よ)らない]考えもつかない。
[思(おも)いを致(いた)す]考えをそのことに寄せる。そのことをよく考える。
[片意地(かたいじ)を張(は)る]頑固に自分の考えを通す。《類》「鹿(しか)を指(さ)して馬(うま)となす」「CID(7772)(は)っても黒豆(くろまめ)」
[首(くび)を捻(ひね)る]分からなくて考える。
[強情(ごうじょう)を張(は)る]自分の考えなどをなかなか変えようとしない。
[小首(こくび)を傾(かし)ぐ]首を傾けて考える。
[心(こころ)を一(いつ)にする]たくさんの人が考えを一つにする。
[思案投(しあんな)げ首(くび)]よい考えが浮かばず首をかしげるさま。
[思案(しあん)に余(あま)る]どんなに考えてもよい知恵が浮かんでこない。
[視野(しや)が広(ひろ)い]考えの及ぶ範囲が広い。
[知恵(ちえ)が回(まわ)る]頭の回転が早く、とっさにいい考えが浮かぶ。
[知恵(ちえ)を絞(しぼ)る]よい案はないか、考えに考える。
[脳味CID(7721)(のうみそ)を絞(しぼ)る]できるだけの知恵をめぐらして懸命に考える。
[腹(はら)を探(さぐ)る]相手の考えを知ろうとする。《類》「意中(いちゅう)を探(さぐ)る」
[胸(むね)に手(て)を置(お)く]よく考える。
[余念(よねん)がない]一心になっていて、他のことを考えない。没頭している。《類》「余念(よねん)もない」
[我(わ)が意(い)を得(え)る]自分の考えていた通りになって満足するさま。
【出典】 |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 日本語使いさばき辞典 」 |
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日本語使いさばき辞典について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
日本語つかいさばき辞典
- 【辞書・辞典名】日本語つかいさばき辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】3,024
- 【収録語数】740
- 【発売日】1997年9月
- 【ISBN】978-4755508288