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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
一つの考えというものは正しいか正しくないかだけでは評価できない。正しい考えであって、しかも一顧の
- 【名言名句】
一つの考えという
ものは正しいか正しくないかだけでは評価できない。正しい考えであって、しかも一顧の価さえないものもあるし、間違っていても、価値を認めないわけにいかぬ考えというものがある
【解説】
世の中で「正しい」とされていることぐらい胡散臭いものはない。「正しい」ことの中味が吟味されないで「正しい」ことは「正しい」と納得させられてしまうからだ。
また、正しいか正しくないかだけで物事は評価できない。たとえば、天文学での法則が正しくとも大部分の大衆にとってなんの価値もないことであろうし、刃物を振り回す殺人者を射殺するような、人倫的にはまちがっている行為であっても、社会正義としての価値を認めざるをえないとされるものだってある。
【作者】志賀直哉
【生没年】1883~1971
【職業】作家
【出典】『青臭帖』
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:汗を流して、体で考える観念としての知的生活は反省が必要である 思想は書物としてでなく行動として実現されることをもって生命とする 体が食物によって成長するようにわれわれの精神は観念によって成長する 読み書きの術はどの程度まで省察の能力をもっているか文字を識別するところまでである音楽の技能はどう
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141