-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
息子は妻をめとるまでは息子であるしかし娘は母親にとって一生涯、娘である
- 【名言名句】
息子は妻をめとる
までは息子であるしかし娘は母親にとって一生涯、娘である
【解説】
息子は結婚すると、自分の家庭を守らなければならなくなる。そして彼にとって最も近い女性は「母」から「妻」に変わってしまう。母親にとっては寂しいことであるが、男が独立して家庭をもつというのはそういうことなのだ。
一方、娘はたとえ嫁にいってもいつまでも母娘の関係は変わらない。
この言葉は、嫁をもらった息子に対する母親への心構えとも解釈できる。結婚したら息子はその妻のものとあきらめて、いつまでも甘えたり甘やかしたりするな、という。
昨今はうまく親離れ子離れのできない親子が多く、「マザコン」の男が話題となる世の中であるが、まず母親がこの言葉を肝に銘じておけば、嫁姑の仲もうまくいくにちがいない。
【作者】トーマス・フラー
【生没年】1608~61
【職業】イギリスの聖職者
【参考】トーマス・フラーはイギリスの清教徒革命で、国王と議会の和平を説いた十七世紀の聖職者である。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:子どもを不幸にするいちばん確実な方法はいつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである 児孫のために美田を買はず もも子よおまえがぐずってしかたないときわたしはおまえに げんこつをくれるだが 桃子お父さんの命が 子を知る親に若かず然も子を知らざることもまた往々にして親に若かず
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141