-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
もも子よおまえがぐずってしかたないときわたしはおまえに げんこつをくれるだが 桃子お父さんの命が
- 【名言名句】
もも子よおまえ
がぐずってしかたないときわたしはおまえに げんこつをくれるだが 桃子お父さんの命が要るときがあったらいつでもおまえにあげる
【解説】
父重吉の長女桃子への愛情が満ちあふれている詩だ。二十九歳の若さで結核で亡くなった八木重吉の詩作期間はわずか六年足らずと短い。しかしその作品は二千編にも及ぶという。娘桃子をうたう詩も多い。
このように全身全霊をもって愛した桃子も一九三七年に、父のあとを追うように没している。
【作者】八木重吉
【生没年】1898~1927
【職業】詩人
【出典】『八木重吉詩集』
【参考】八木重吉は、学生時代にキリスト教に出会い洗礼を受けている。本格的に詩作活動に入るのは、東京師範学校在学中に家庭教師を引き受けた島田とみと結婚してからである。キリスト教信仰に根ざした詩も多く、詩集『神を呼ばう』がある。イギリスロマン派の詩人ジョン・キーツに傾倒し、研究を続け翻訳もしている。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:息子は妻をめとるまでは息子であるしかし娘は母親にとって一生涯、娘である 子どもを不幸にするいちばん確実な方法はいつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである 子を知る親に若かず然も子を知らざることもまた往々にして親に若かず すべての子供は独立し家庭から独立することを望んでいるその父からも、母からも共同の屋根の下からも
A D |
名言名句の辞典について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141