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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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帰りなんいざ田園将に蕪れなんとすなんぞ帰らざる
- 【名言名句】
帰りなんいざ田
園将に蕪れなんとすなんぞ帰らざる
【解説】
少年時代から美しい自然の風景に親しんでいたが、生活のために官吏となり、やがて辞官の決意をする。「既に自ら心を以てからだのしもべと為す/なんぞ惆悵として独り悲しむや」と続く。
美しい田園が待っている。都会の喧燥と意のままにならぬ宮仕えを捨てて、自然のふところに帰ろう。生活のために自分の理想に反して仕官してしまった。過ぎ去ったことを悔やんでもしかたがない。これから人生の正しい進路をとるのだ、という決心をうたった。
【作者】陶淵明
【生没年】365~427
【職業】中国の文人
【出典】『帰去来の辞』
【参考】陶淵明は東晋の末期の人。一度|桓玄に廃された安帝が劉裕によって復位した四〇五年、陶淵明は八月に県令となり、十一月には職を辞している。安帝は劉裕の傀儡にすぎず、十五年後の四二〇年、東晋は滅びる。陶淵明は田園で暮らし、二度と仕官しなかった。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:自然は自己の法則を破らない 自然に人情は露ほども無いこれに抗するものは容赦なく蹴飛ばされるこれに順うものは恩恵に浴す 人は自然に背いて栄ゆること能わず 植物は人間が居なくても少しも構わずに生活するが人間は植物が無くては生活の出来ぬ事である
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141