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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
コノサカヅキヲ受ケテクレドウゾナミナミツガシテオクレハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケ
- 【名言名句】
コノサカヅキヲ受
ケテクレドウゾナミナミツガシテオクレハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ
【解説】
人生は数えきれないほどの出会いと別れの積み重ね。まさに「さよならだけが人生」である。
この言葉には原典がある。中国・唐の詩人、于武陵の『勧酒』で「勧君金屈巵/満酌不須辞/花発多風雨/人生足別離(君に勧む金屈巵、満酌辞するを須ざれ、花|発いて風雨多し、人生別離足る)」というもの。
人生に別れはつきもの、さあ別れの酒をくみかわそうというわけだが、井伏鱒二は一度耳にしたら忘れられない名訳を残してくれた。語呂もよく独特のユーモアとペーソスに満ちた言葉でもある。
【作者】井伏鱒二
【生没年】1898~1993
【職業】作家
【出典】『中島健蔵に』
【参考】中島健蔵は、東大仏文科で教壇に立ちながら文学活動を行うとともに、日本文芸家協会の再建や著作権保護、日中の文化交流など文学界全体に貢献した。一九七九年、肺がんで死亡した。
【出典】![]() |
あすとろ出版(著:現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 |
▼お隣キーワード:自分が歩んできた過去を振り返ってみると何とたくさんのすばらしい一生に一度の出会いがあることか 合うは離れの始めにして楽しみは憂いの伏する所なり さよならを言うことは少しのあいだ死ぬことだ 人生意気に感ず功名誰か復た論ぜん
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名言名句の辞典について | ||
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名言名句の辞典

- 【辞書・辞典名】名言名句の辞典[link]
- 【出版社】あすとろ出版
- 【編集委員】現代言語研究会
- 【書籍版の価格】1,728
- 【収録語数】700
- 【発売日】2008年4月
- 【ISBN】978-4755508141