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 老化は硬化。ストレッチでほぐして柔軟に



加齢にともなって思った以上に「ストレッチ」が重要となってきます。ストレッチとは何か。それは筋肉をほぐし、伸ばすこと。
老化とは硬くなることです。筋肉もすぐに硬くなる。緊張すれば硬くなる。寒いと硬くなる。疲れると硬くなって、運動すると硬くなる。
その固まったものをストレッチでほぐして伸ばして柔らかくする。すると痛みはやわらぎ、翌日に疲れを残さず、凝り固まった筋肉で関節の可動域を狭めず、体力維持に貢献するわけです。
人間は死んだら硬直します。そして冷たくなります。生きているとは温かくて柔らかいこと。年をとると体温も下がって冷えてきますが、運動とストレッチは体を温めてくれます。
若い頃、スポーツをしていた人は、ストレッチの効果をよくご存じでしょう。
今はスポーツジムなどでもいろいろと教えてくれますから、お風呂上がりにでも毎日ストレッチをすると、肩凝りにもだいぶいいし、睡眠の質も向上します。
こういうとき、女性は形から入りますから、きれいなヨガマットなどを買ってきて励みます。男性もあれをマネしたらいいのです。ストレッチをバカにしてはいけません。老いゆく体には実に効果が高いものです。
また、定期的に続けていることがあると、それが「指標」になります。たとえば、若い頃からずっと定期的な運動を続けている人は、「以前は一時間くらい歩いても平気だったのに、最近はちょっと体調が悪いときは、一時間は無理だな」と、体でわかる。じょじょに落ちてくる運動能力につき合い続けていますから、どれくらいの運動をするとどれくらい疲れるか、自分の適度を測る基準をひとつ持っていると言えます。毎日ストレッチしていれば、「どうも右のほうが伸びにくい。ちょっと姿勢がゆがんでいるかな」と、日々の変化にも気がつきやすい。こうした自分の体との「対話」ができるようになるのも、定期的な運動のメリットでしょう。ウォーキングとストレッチを老いのたしなみにしたいものです。

【出典】 日本実業出版社(著:渋谷昌三(目白大学教授))
60歳からの人生を愉しむ心理学

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  1. 60歳からの人生を愉しむ心理学>第3章 人生の後半戦を愉しめる人>    >    老化は硬化。ストレッチでほぐして柔軟に

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60歳からの人生を愉しむ心理学について
多くの人が60歳からの「人生の後半戦」「定年後」に対して、ネガティブなイメージを抱きがちです。本書では「老い」に無理に抵抗することなく、「豊かに」「軽やかに」「上手に」愉しみながら年を重ねていくコツを心理学的なアプローチを中心に紹介します。
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 60歳からの人生を愉しむ心理学


  • 【辞書・辞典名】60歳からの人生を愉しむ心理学[link]
  • 【出版社】渋谷昌三(目白大学教授
  • 【編集委員】渋谷昌三(目白大学教授)
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