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 人生後半戦は自分の「適度」を知ろう



医師はたいてい「バランスの取れた食生活と適度な運動」をすすめます。しかしこの「バランス」「適度」というのが、なかなか難しい。
まったく運動をしないと筋力が衰えてしまい、腰痛や膝痛の原因になる。しかし運動をし過ぎるとまたかえって腰やひざを痛めてしまうと言われるのです。
「じゃあ、どれくらいが適度なんですか?」と聞きたいところですが、その「適度」は人によってそれぞれなので自分で見つけるしかないようです。
しかし、大まかに言えることはあります。まず、今まで何も運動をしていなかった人が急にトレーニングを始めるのはご法度です。子どもの頃でも、プールに入る前は準備運動をして、シャワーで水をかけて体を水に馴らしてから入ったもの。いきなりザブンと飛び込むと血管や心臓に急激な負荷がかかり危険です。
また、若い頃に比べて体重がかなり増えている人も急に運動を始めるのは要注意。その体重を支える筋力が減っているのに、急に運動をすると必ず他のところへ負担がきます。まずは食事制限で体重をある程度減らしてから運動をスタートしましょう。
今から運動を始める人は、まず自分を知ることからスタートしましょう。そこでおすすめはウォーキングです。いきなり走ってはいけません。歩いてください。
歩くことは、通勤、通学、買い物と、たいていの人は毎日続けていますから、急に始めて故障する危険性が少ないからです。
いつもはカバンなどを持っていますが、手に何も持たない状態で姿勢よく、腕を振って、大股で、全身の筋肉を意識して歩く。
最初は二〇分くらいで様子を見ましょう。ダラダラ歩いているのとは違って、しっかり背筋を伸ばして歩くと、二〇分でも運動の効果があります。しばらく続けて慣れてきたら、じょじょに三〇分、四〇分と伸ばしていく。ぐったり疲れず、定期的に続けられるくらいの時間があなたの「適度」です。歩くことは脂肪を燃やし、筋力を維持します。また、毎日適度な運動を続けることは体力をつけ、免疫力のアップにも効果があります。雨の日も風の日もと無理をせず、まずはできるときに歩いてみましょう。

【出典】 日本実業出版社(著:渋谷昌三(目白大学教授))
60歳からの人生を愉しむ心理学

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  1. 60歳からの人生を愉しむ心理学>第3章 人生の後半戦を愉しめる人>    >    人生後半戦は自分の「適度」を知ろう

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60歳からの人生を愉しむ心理学について
多くの人が60歳からの「人生の後半戦」「定年後」に対して、ネガティブなイメージを抱きがちです。本書では「老い」に無理に抵抗することなく、「豊かに」「軽やかに」「上手に」愉しみながら年を重ねていくコツを心理学的なアプローチを中心に紹介します。
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 60歳からの人生を愉しむ心理学


  • 【辞書・辞典名】60歳からの人生を愉しむ心理学[link]
  • 【出版社】渋谷昌三(目白大学教授
  • 【編集委員】渋谷昌三(目白大学教授)
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