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 南京豆【なんきんまめ】


「南京」豆なのに、原産は南アメリカ



最近はあまり「南京豆」という言い方はしなくなったかもしれないが、これは「落花生」のことである。「ピーナッツ」という言い方のほうがもっと親しまれているかもしれない。ほかには「地豆」などとも呼ばれている。さて、南京という名前がついているぐらいだから、南京豆の原産は中国の江蘇省南京であろう思ってしまうが、実は原産は南アメリカの中央部、アンデス山脈のボリビア、ブラジルアルゼンチンの三カ国の国境あたりの地域と考えられている。紀元前に南アメリカから中央アメリカの各地に伝播し、一六世紀にスペインからヨーロッパ方面に広がっていったと考えられている。また、奴隷の食料として奴隷船でギニアやセネガルへも伝わったという悲しい歴史もある。となると、まったく関係のない「南京」が名前についているのはなぜかという疑問だけが残る。理由は、原産地ではなくとも、中国で盛んに南京豆が栽培され、日本に輸入されていたからである。おそらく南京錠や南京虫、南京米のように、「中国経由で日本に来た豆」くらいの意味で名づけられてしまったのだろう。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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