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 暦【こよみ】


「一日」と書いて「ついたち」と読むのはなぜ?



日本語は本当に難しい言葉である。「一日」と書くのに「いちにち」ではなくて「ついたち」という。子どもに教えるのにも、なぜ「一日」の場合は「ついたち」で、「一日中」などというときは「いちにち(じゅう)」と読むのか、大人でも説明しづらい。どうやらその理由は、暦は暦でも、太陽暦ではなく、太陰暦のほうにあるらしい。地球から見て月と太陽が同じ方向になるときを「朔」というが、太陰暦では、この「朔」を含む日を「朔日」、つまり月のはじめの日とした。この「朔」の後に初めて見える月を「新月」というが、この新月の日を「月が立つ」日という意味で、一日としたのだ。すなわち、「一日」の語源は、この「月立ち」である。地球が太陽の周りを回る周期を基準にした太陽暦に対して、月の満ち欠けを基準とする太陰暦では、新月を月はじめとするのである。その考え方が、現代の私たちが使っている太陽暦にも影響を与えて、読み方として残っているわけだ。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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