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 オリンピック②【おりんぴっく】


古代ギリシアでは、四年に一度ではなく八年に一度だった!



現在四年に一度開かれているオリンピックは「近代オリンピック」と呼ばれるが、よく知られている通り、オリンピックの起源は古代ギリシアにまでさかのぼり、およそ紀元前九世紀頃とされる。当時のオリンピックは、ゼウス神を崇あがめる祭典儀式の一環としておこなわれていた。儀式の前に人間が速さを競ったり力比べをしたりする祭典競技をしたのがはじまりである。しかも、オリンピックの名の由来となったオリュンポスの丘で開かれたオリンピア祭のほかに、ネメアのネメア祭、デルフォイのピュティア祭、コリントのイストミア祭の四大祭として開かれていた。そのうちオリンピア祭だけが、国民的行事として発展し、続けられてきたのだった。当時のオリンピア祭は、八年周期。それは太陽暦太陰暦を併用していたギリシアで、太陽と月の運行から生じる暦のズレが、八年でちょうどキリよく調整ができたからだ。ゼウス神信仰とともに、太陽と月に宗教的価値を持たせていた当時の背景がうかがえる設定である。その後ギリシア国内が乱れてオリンピア祭は開かれなくなるが、紀元前七七六年に再開された。スパルタと交戦中だったエリス王イヒテスが再興したのだ。戦争を中止して祭典をおこなえという神託を受けたイヒテスは、ただちにスパルタと休戦条約を結ぶ。「祭典」とはかつての競技会だと考えた彼は、オリンピア祭再開の準備をはじめて、休戦条約から五年目、ようやく過去の祭典に則って開くことができたのだった。以来、その間隔の四年間がオリンピアードと定められ、四年に一度の開催が慣習になった。そのときイヒテス王は、やはり太陽暦太陰暦を計算し、四年に一度でも暦のズレを修正できるという法則に気づいてオリンピアードを定めたという。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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