見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 コカ・コーラ【東京雑学研究会編】


§コカ・コーラは最初強壮剤として売り出された?



あるマーケティング学者が、世界中で「OK」という言葉の次に理解されているという「コカ・コーラ」。世界的な飲料のあの有名なボトルは、製造元によれば、世界の人口の九〇%の人に知られているという。
コカ・コーラは、最初は強壮剤、つまり薬として売り出されたらしい。
一八八六年、コカ・コーラはアトランタの薬剤師ジョン・ステイス・ペンバートンによって発明された。
それより前の一八八〇年頃、ペンバートンは、頭痛に効果があるとされた南米産のコカの葉とワイン組み合わせ飲み物フレンチワイン・オブ・コカ」を強壮剤として売り出している。
その後、ペンバートンはアルコールはからだを疲労させるのでよくないと考えてワインを使うのをやめ、代わりに、当時は体を活性化すると信じられていた熱帯アフリカ原産のコーラナッツエキスと、やはり薬効があると思われていた炭酸水を使い始めたのだ。現在では効果は認められていないが、当時の医学知識では体によいものばかりだった。
コカ・コーラ社は初期の頃はドラッグストアコカ・コーラシロップを販売し、当時のドラッグストアソーダファウンテンで、そのシロップに店の人が炭酸水を混ぜて売っていたそうだ。
なお、コーラ正しくは「KOLA」だが、視覚的な効果を狙って「COLA」になった。あのロゴマークの、二つの単語の頭文字がともに「C」であることの効果は大きいだろう。独特な形のボトルと並んで、すでに早くから広告戦略も進んでいたのだ。
薬品でなく、スカッとするための「清涼飲料」として定着したコカ・コーラだが、日本で最初に売り出した一九一九(大正八)年には不評だった。薬臭いとあまり売れず、まもなく販売は中止されてしまった。一般に広まったのは、戦後にアメリカ進駐軍が持ち込んでからである。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670330
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:ゴキブリ  国際連合    コーヒー②  

   


  1. 雑学大全>社会>企業    >    コカ・コーラ
  1. ◆「コカ・コーラ」の関連ワード

  2. ゴキブリ

  3. 国際連合


  4. コーヒー②


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全