見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 クラウチングスタート【東京雑学研究会編】


§短距離のクラウチングスタートを考案したのは先住民だった?



スターティングブロックに足をのせ、両手を地面につき、前かがみになった体勢から勢いよく飛び出すのが、クラウチングスタートだ。陸上の四〇〇メートル以下の短距離走で必ず目にするスタート法である。相撲のしきりにも似たこのユニークな方法は、一体誰がいつ頃発案したのだろうか。
一八八四年、ニュージーランドの先住民族マオリ族出身のマクドナルド氏が、スコットランドで発案したというのが、アメリカでは定説になっている。
彼の教え子、チャールズ・H・シェリル選手は、公式記録で最初にクラウチングスタートを採用した選手だ。クラウチングスタートをもちいて、一八八七年にニューヨークロングアイランドで行われた陸上大会で見事優勝。それ以降、このスタート法が世界的に普及したと言われている。
ただし、これには異説がある。一八八四年、オーストラリアのリチャード・クームブスが、カンガルーからヒントを得て考案したという説だ。そしてクームブスがオーストラリアのスプリンターに教えて、世界的にひろまったとされている。
そういえば、クラウチングスタートは、別名「カンガルースタート」と呼ばれていたというから、クームブス考案説も否定できない。このようなわけで、残念ながら誰が考えだしたのかははっきりしない。
では、クラウチングスタートが普及する前には、選手たちはどういう構えでスタートを切っていたのだろうか。
一八九六年に開かれた第一回アテネオリンピック大会の写真を見ると、てんでバラバラ。どうやら各選手は、好きな格好でスタートを切っていたようだ。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670280
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:グリコ  クリスマス島  蜘蛛と迷信    

   


  1. 雑学大全>趣味>スポーツ    >    クラウチングスタート
  1. ◆「クラウチングスタート」の関連ワード

  2. グリコ

  3. クリスマス島

  4. 蜘蛛と迷信



A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全