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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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純栗ようかん[桜井甘精堂]【じゅんくりようかん】
- 強酸性の適地で味のよい小布施産の栗は、紀州のミカン、甲州のブドウとともに三大名菓として江戸でも知られていた。この栗を原料として栗落雁を創製したのが桜井幾右衛門で、小布施栗菓子の始まりである。加賀前田侯は参勤交代で当地を通って江戸に上られる際、諸方へのおみやげにいつも栗落雁をお持ちになったという。後に京都の伏見宮家からの御用も受けるようになった。
続いて幾右衛門の弟で桜井甘精堂の初代・桜井武右衛門が栗ようかんを創製。一般の栗粒入り小豆羊羹とは異なり、純栗あんを寒天で練り固めるという、風土性に富んだ逸品であった。以来今日まで七代を数え、平成20年には創業200年を迎えた。五代目が創製した純栗かの子も栗あんに栗粒を練り合わせたもので、純栗ようかんと同じく一切の添加物を排して栗のみで作られている点に大きな特色がある。
小布施で七代、200年
風土性を生かした伝統の栗菓子

【出典】![]() |
東京書籍(著:岸 朝子/選) 「 全国五つ星の手土産 」 |
A D |
全国五つ星の手土産について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
5つ星の手土産

- 【辞書・辞典名】5つ星の手土産[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】岸 朝子/選
- 【書籍版の価格】3,024
- 【収録語数】368
- 【発売日】2008年8月
- 【ISBN】978-4487801350
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