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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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・19日
・木(Thursday)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
鶴子まんじゅう[萬榮堂]【つるこまんじゅう】
- 大正10年(1921)創業。現在は、厚生労働省の平成16年度「現代の名工」に選ばれた二代目の松田萬吉さんと、長男の智司さんが菓子作りを受け継いでいる。自慢の鶴子まんじゅうは、黒糖の生地で仕立てた皮でこし餡を包み、真っ白いらくがんの粉をまぶした焼き饅頭。初代が「銘菓が授かりますように」と櫛引八幡宮に祈願したところ、夢に鶴が現れたのと、当時「つる」さんという女性得意客がいたことに縁を感じて名付けたそうだ。まさに現代版の伝説的な菓子である。
黒糖の独特な風味がきいているが、皮はさっぱりとした味わいで、中の餡もほどよい甘さ。餡も形も手作りという、妥協を許さない頑固な姿勢が鶴子まんじゅうを支えている。智司さんが開発した姉妹品の八戸物語八幡亀子は亀がモチーフ。黒糖生地の皮とミルク黄身餡の取り合わせが絶妙で、売れ行きも上々だ。
誕生秘話が現代版の伝説となった
黒糖生地の焼き饅頭

【出典】![]() |
東京書籍(著:岸 朝子/選) 「 全国五つ星の手土産 」 |
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全国五つ星の手土産について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
5つ星の手土産

- 【辞書・辞典名】5つ星の手土産[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】岸 朝子/選
- 【書籍版の価格】3,024
- 【収録語数】368
- 【発売日】2008年8月
- 【ISBN】978-4487801350
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