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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
▼マグロは種類によって味も値段も大きく違う
- われわれが普段口にしているマグロは5種類。これらの各特色については案外知られていないので、ごく簡単に紹介しておきたい。
もっとも美味といわれ、高価なのがご存じのクロマグロ。銀座の高級店ですしを摘まんで、一貫当たり何千円もの値段になるのは、この種類でなければならない。
ミナミマグロはクロマグロの味にもっとも近い高級マグロ。よく似ているクロマグロよりも目が大きく、体がずんぐりしている。オーストラリア、ニュージーランド沖、インド洋などで漁獲される。インドマグロとも呼ばれ、全長は2メートルほど。
キハダはキワダとも呼ばれる。背は濃青色、腹部は黄色っぽい銀白色。また長く伸びた尻ビレと離鰭と呼ばれる小さなヒレも黄色く、そこからキハダの名がある。クロマグロとミナミマグロに次いで美味とされる。全長1メートル、体重50キロ前後が多い。
ビンナガは漢字で書くと鬢長。人によってビンチョウとも呼ぶ。胸ビレ(ビン)が長いためにこの名がある。全長1メートル、体重30キロともっとも小型のマグロだ。英名でシーチキン。主に缶詰にされていたが、最近では刺身用として出回るようになった。ある回転すし屋で得意気に「ホンマグロのトロです」といってにぎってくれたことがあるが、あの白い身はたしかにビンナガだった!
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京書籍) 「 旬のうまい魚を知る本 」 |
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旬のうまい魚を知る本について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
旬のうまい魚を知る本

- 【辞書・辞典名】旬のうまい魚を知る本[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京書籍
- 【書籍版の価格】1,836
- 【収録語数】650
- 【発売日】2002年8月
- 【ISBN】978-4487797776