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 ▼7000キロの旅から回帰するサケに感謝!!



サケ・マス類には降海型と陸封型がある。前者ではサケ、後者ではニジマスやイワナなどがよく知られている。天然のサケは川に生まれ、稚魚となって川を下り海で成長する。数年間回遊して成熟すると、生まれた川へもどってくる。人工ふ化された放流のサケは放流された川へともどってくる。日本で水揚げされるほとんどは、この放流されたサケといっていいだろう。
サケの「母川回帰」までの長期遠征は驚嘆に価する。日本を発った稚魚は、北東太平洋、アリューシャン列島、ベーリング海、カムチャツカ半島東方の沖合、北太平洋と移動し、千島列島に沿って南下して、多くは4歳の秋になって、生まれた、あるいは放流された川をめざして帰ってくる。実に7000キロの長い旅暮らしになる。
サケの「母川回帰」の能力は、その嗅覚によることがわかっている。川にはそれぞれ特有のにおいがあり、サケはそれをたよりに故郷にたどりつくのである。

【出典】 東京書籍(著:東京書籍)
旬のうまい魚を知る本

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旬のうまい魚を知る本について
いつ、どこで、どの魚がうまいのか?魚をおいしく食べるために知っておくべき知識を日本全国の漁師町を巡り、絶品魚料理を漁る魚狂、野村祐三が伝授。 鮨屋、レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。
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 旬のうまい魚を知る本


  • 【辞書・辞典名】旬のうまい魚を知る本[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京書籍
  • 【書籍版の価格】1,836
  • 【収録語数】650
  • 【発売日】2002年8月
  • 【ISBN】978-4487797776










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