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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
▼最大飛行距離600メートル!
- トビウオの語源は誰でも思いつく通りの「飛ぶ魚」。単にトビと呼ぶ土地が多く、九州や日本海沿岸などの範囲ではアゴと呼ばれる。夏に漁船に乗っていると、海面から飛び出たかと思うと、あれよあれよというまに十数メートルも飛んで、再び海中に突進するトビウオをよく見かける。
この魚をよくよく観察してみると、いかにも飛ぶのに都合のよい体にできている。胴は円筒形で細長く、胸ビレは著しく後方に伸び、広げるとヒレというよりまるで鳥の羽根だ。尾ビレは上葉にくらべると下葉が長く伸び、ジャンプするのに便利になっている。内臓が小さくて軽いことも、長く飛行できる一因だ。
いよいよ飛ぶときは全速力で助走し、スピードがのって体が海面から出ると、尾ビレで連続して海面をたたき空中に浮く。同時に胸ビレを左右に大きく広げて浮力をつける。多くは海面から40~50センチの高さを飛ぶが、数メートルの高さがある甲板に飛び込んでくるときもあるとか。飛行記録は時速60キロ、距離400メートルとも、600メートルともいわれる。
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京書籍) 「 旬のうまい魚を知る本 」 |
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旬のうまい魚を知る本について | ||
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この言葉が収録されている辞典 |
旬のうまい魚を知る本

- 【辞書・辞典名】旬のうまい魚を知る本[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京書籍
- 【書籍版の価格】1,836
- 【収録語数】650
- 【発売日】2002年8月
- 【ISBN】978-4487797776