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					今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪) 
 ・12月(師走/December)
 ・19日
 ・木(Thursday)
 ・二十四節気
 ┣「大雪」から12日
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 ・十支:庚(かのえ)
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 月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
 ゆふいん【ゆふいん】 ゆふいん【ゆふいん】
- 九州にある有名な温泉地といえば、すぐに思い浮かぶ「ゆふいん」。さて、あなたはどちらの漢字を思い浮かべるだろうか。「湯布院」か「由布院」か。いったいどちらが正しいのだろうか。まずは観光ルートガイドを検証してみよう。「大分県に行くと由布市湯布院町がある。その東方には由布岳という美しい山がそびえており、そこには由布院温泉がある。交通手段は、電車に乗って由布院温泉を訪れる場合には、久大本線の由布院駅を使い、車ならば大分自動車道の湯布院インターチェンジを下りてください」。なんと紛らわしいのだろう。だが、この表記はどれも誤植ではない。実際に、その場所によって表記の仕方がバラバラなのである。どちらでもいいのではなくて、その場所によって決まっている。湯布院インターチェンジが由布院インターチェンジとなったら間違いだし、由布院温泉が湯布院温泉になったら間違いなのである。どうしてこんなにややこしいことになったかというと、一九五五(昭和三〇)年、「由布院町」と「湯平村」が合併したとき、町の名称を両町村を合わせて「湯布院町」という新しい呼び名にしたのが発端だ。もともとの由布院町の「由布院」と新しい町の名前「湯布院」の読みがまったく同じなので、すっかり入り混じってしまったというわけだ。現在はさらに町村合併で「由布市」となっている。もともとの「ゆふいん」の地名は、「木綿(ゆふ)の里」が由来だそうだ。この辺は楮が多生していて、古くからその皮から木綿をつくっていたのだという。という。
「湯布院」と「由布院」は、どちらが正しい?
| 【出典】   | 東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 | 
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| この言葉が収録されている辞典 | 
雑学大全2
 
							- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305

 
	


 
										 
											










