見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 メンデル【めんでる】


大発見のきっかけは、おいしいワインづくり!?



エンドウ豆を使い、遺伝学の基礎となる「メンデルの法則」を発見したオーストリアの修道士であり植物学者のメンデル。法則発見のきっかけは、ブドウの品種改良だったという。メンデルのいた修道院では、よいワインをつくるためにブドウの交配実験をしていたという。メンデルも命じられたが、彼は「試行錯誤で交配をしても時間がかかるだけで効果はない」と考え、それより交配による結果の法則を見つけようとした。そしてブドウは生育が遅く実験には不向きだったので、当時ヨーロッパで広く栽培されており、手に入りやすかったエンドウ豆に着目した。エンドウ豆の種子は優劣の形質が比較的わかりやすく、品種改良によって様々な形質や品種があり、人工受粉がおこないやすいという利点があったからだ。メンデルはこのエンドウ豆を使って、八年間、二二五回にわたる交配実験を繰り返し、一万二九八〇個の雑種を得て、その交雑結果の統計処理を続けた。その結果、優劣形質の遺伝に規則性があることを突き止め、有名なメンデルの法則(優性の法則、分離の法則、独立の法則)を発見したのである。この世紀の大発見は一八六五年に発表されたが、メンデルが生存中に日の目を見ることはなかった。その価値が認められたのは、メンデルが死んでから一六年後の一九〇〇年になってからのことだった。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 14820897
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:毛沢東  盲腸  メンソール  メルセデス  

   


  1. 雑学大全2>ヒトの不思議>人物    >    メンデル
  1. ◆「メンデル」の関連ワード

  2. 毛沢東

  3. 盲腸

  4. メンソール

  5. メルセデス


A D

雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全2

雑学大全2

  • 定価:480
  • 浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は...>>続く
App store


雑学大全2

雑学大全2

  • 定価:480
  • 浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全2 雑学大全2 雑学大全2 雑学大全2