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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
ヒゲ①【ひげ】
- 朝にヒゲを剃るのは、大人の男性の身だしなみとされる。しかし、これはあまりお勧めできない習慣なのだそうだ。その理由はヒゲの伸び方にある。ヒゲは平均すると一日に〇・二?〇・四ミリほど伸びるが、伸び方は均一ではない。一日のうちで最もよく伸びるのが、一般的に朝の六?一〇時頃である。その次によく伸びるのが深夜と夕方から夜にかけてで、いちばん伸びが遅いのが昼間だ。なぜこういうメカニズムなのかは詳しくわかっていないが、このように一日のうちでも伸びやすい時間帯とあまり伸びない時間帯があるのは確かだ。もうお気づきだろう。朝起きて丁寧にヒゲを剃っても、それから出勤して仕事をしている一〇時までは最もヒゲが伸びる時間帯なのだ。せっかく剃ってきたヒゲが目立ってしまう。だから、効率のよいヒゲ剃りをしたいなら、朝起きて出勤前に剃るよりも、会社の休憩時間でも利用して、午前一〇時頃に剃るのがよい。勤務形態の事情もあるから、会社で実行できるかどうかはさておき、休日のデートのときなどには実行したいものだ。ちなみに、ヒゲの伸びは時間帯だけでなく、季節によっても違う。最もよく伸びるのが秋だが、ピークは九月である。寒くなるにしたがってヒゲの伸びは悪くなっていき、最も伸びにくいのは二月頃という。春が来て暖かくなりはじめると、ヒゲの伸びも活発になっていくようだ。そのほか、体調によってもヒゲの伸びが違う。意外なことに、体調が悪かったり栄養不足、運動不足だと、ヒゲの伸びは速くなり、反対に、健康でよく運動する人はヒゲの伸びは遅くなる傾向にあるという。ちなみに、ヒゲを剃ると濃くなるとよくいわれるが、医学的な根拠はない。
「朝にヒゲを剃る」のは、実は最適ではない?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305