見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 ハット・トリック【はっととりっく】


一試合で三得点をあげたら、どうして「帽子の奇術」?



ハット・トリック」とは、サッカーホッケーなどで、一人の選手が一試合に三得点することをいう。なぜそれを「ハット・トリック(帽子の奇術)」というのか。それはこの言葉がクリケットの試合で使われたことに由来する。一三世紀頃、イギリスで発祥したといわれるクリケットは、一一人編成の二チームが、ボールバットで打って得点を争う野外競技で、野球のルーツともいわれている。イギリス発祥のスポーツであるため、インドパキスタン、バングラデシュ、オーストラリア、ニュージーランド南アフリカなど、かつてのイギリス勢力圏を中心に普及している。さて、このクリケットはたいへんな高得点ゲームである。一人の打者(バッツマン)が二〇〇点、三〇〇点と得点することもある。だから、投手(ボウラー)が打者を無得点に打ち取ることはかなり困難なことなのである。そこで一回の中で三球で三人アウトにすると、記念に真新しい帽子を贈られた。ハット・トリックは、もともと一八八〇年代に人気を博していたシルクハットを使う奇術のことで、その奇術の鮮やか手並みにたとえて、クリケットでの偉業を「ハット・トリック」と呼ぶようになったという。そして、これがサッカーホッケーでも、一試合に一人で三得点することは簡単ではないので使われるようになったわけだ。ちなみに、サッカーハット・トリックの連続世界記録は、ゴン中山こと中山雅史が一九九八年に記録した四試合連続。これはギネスブックに載っている。また、モータースポーツでも、一つのグランプリにおいてポールポジション獲得、決勝レースでのファステストラップ記録、優勝の三つを成し遂げることをハット・トリックと呼ぶ場合があるという。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 14820707
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:バッハ  初日の出  バット  八丁堀の旦那  

   


  1. 雑学大全2>趣味>スポーツ    >    ハット・トリック
  1. ◆「ハット・トリック」の関連ワード

  2. バッハ

  3. 初日の出

  4. バット

  5. 八丁堀の旦那


A D

雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全2

雑学大全2

  • 定価:480
  • 浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は...>>続く
App store


雑学大全2

雑学大全2

  • 定価:480
  • 浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全2 雑学大全2 雑学大全2 雑学大全2