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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
聖書【せいしょ】
- 洋風のホテルの一室には、そのホテルのサービス内容がかかれた案内書と、なぜか聖書がおいてある。地方のわりとさびれたビジネスホテルでも、聖書だけは置いてあることがあるが、実はそれには理由があるようだ。聖書はホテル側が用意して積極的に置いているわけではない。日本国際ギデオン協会という団体が、各ホテルに対して、「海外では眠る前に聖書を読む習慣があるので、外国人の宿泊客向けに使ってほしい」と寄贈しているのだという。ギデオン協会とは、アメリカ発祥のプロテスタント系信徒組織で、現在も世界の一八一カ国で聖書の普及活動をしている。ホテルに聖書を置くのは、その普及活動の一環なのである。日本には、戦後、日本人の再教育にとマッカーサーがキリスト教の宣教師を派遣した。ギデオン協会が日本に来たのもそれがきっかけである。ホテルへ寄贈される聖書には、日本語も併記されており、日本人でも手軽に読めるようになっている。日本国際ギデオン協会によれば、「ホテルは単に寝泊りの場所というだけでなく、悩んだり行き詰まったりする人が利用する場合もある。人生に悩む人に読んでもらえたら」という。現在は、おもに学生を対象として年間で約九〇万冊の聖書を配布しており、このギデオン協会により贈呈される聖書の数は、累計ですでに三二〇〇万冊を超えているという。
なぜホテルには聖書が置かれているのか?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305