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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
地震【じしん】
- 地震大国、日本。石川県の能登半島地震もまだ記憶に新しいが、ところで地震は地球以外の惑星でも起こるのだろうか。答えは、ほかの惑星でも当然地殻変動や火山活動があるので、地震は起こる。とくに、人が到達に成功した月や火星に関しては、実際に地震が観測されている。その地震に対する名前もあって、月の地震は「月震」、火星の地震は「火震」という。どちらの天体でも、地球で起きる地震とほぼ同じ現象が起こっているのだ。月震に関しては、一九六〇年代、アメリカのアポロ計画で月の探査がはじまり、そこから観測データを得られるようになった。それによると月震はかなりの頻度で起きているようである。月震の種類としては、まず熱月震がある。これは昼夜の温度差によって、月の表面の岩石が膨張したり収縮したりして割れることで起こると考えられている。ほかには、浅いところで起こるもの、深いところで起こるもの、隕石の衝突によるものなどがある。揺れの特徴で地球と違っている点は、揺れている時間。地球で起こる地震と比べて、揺れている時間は非常に長く、数時間も揺れが続く場合もあるという。火星でも、かつて無人着陸船バイキングに搭載された地震計によって現在も観測がおこなわれている。やはり地震活動は確認されており、この「火震」の波形を解析することによって、火星の内部構造を調査することなどもおこなわれている。
月や火星にも地震はあるか?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2について | ||
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305