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 公転【こうてん】


地球は、時速八〇万キロという猛スピードで動いている



地球は自らが回転しながら(自転)、さらに太陽の周りをぐるぐると回っている(公転)。さらに、ほかの太陽系の惑星とともに、三万光年も離れた銀河系の中心の周りを回っているのだ。これらの回転の速さは、それぞれどれくらいになるのだろうか。地球の自転の速さは、赤道上では時速約一七〇〇キロで、これは新幹線「のぞみ」の最高速度の約五倍以上だ。公転は、地球が太陽の周りを一年間かけて回る運動で、こちらの速さは秒速約三〇キロ、時速では約一一万キロである。ジェット機が時速一〇〇〇キロ、ロケットが地球の重力から脱出する速度でも時速三万キロで、公転の速さには遠くおよばない。では、地球を含む太陽系が、銀河系の中心の周りを回る運動の速さはどれくらいかというと、これは秒速約二二〇キロ、時速では約八〇万キロという速さになる。そして、それだけの速さでも一周回るのに二億四〇〇〇万年もかかるという。しかし、それだけの速さで地球は動いているのに、私たちに動いている実感がないのはなぜだろう。それは、エレベーターや電車に乗っているときを思い出せばよくわかる。動きはじめるときと停止するときには動き(加速度)を感じるが、一定速度で動いている(等速運動)ときには、止まっているときとまったく区別がつかない。つまり動きを感じないのである。地球に乗っている私たちも、これと同じということだ。では、地球の自転に対して私たちが振り飛ばされずに地面に立っていられるのはなぜか。これは地球の引力があるからである。地球の自転による遠心力は、いちばん大きい赤道上でも、引力の約〇・三パーセントしかない。ちなみに月は地球の周りを約二七日かけて回っている(月の公転)。自転も同じく二七日で一回転なので、月は地球にはいつも同じ面を見せていることになる。そのため、月の模様はいつも同じなのだ。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全2

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雑学大全2について
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全2


  • 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487801305










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