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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
硬貨【こうか】
- 現在使われている日本の硬貨のなかに、架空の絵柄がデザインされた硬貨がある。一円玉である。この一円玉は、戦後では初めてデザインが公募された硬貨であり、表と裏はそれぞれ別々の人のデザインだ。架空の絵柄というのは、表の部分にある「木」。ブナやオリーブなど木の種類については諸説あるらしいが、デザインした中村雅美氏は、生き生きと伸びる若木を日本の成長にたとえてイメージしたそうで、特定の樹木をモデルにはしていないという。つまり架空の木ということだ。ちなみに、そのほかの硬貨の表には、きちんと架空ではないものがデザインされている。五円が稲穂、歯車、水。一〇円は平等院鳳凰堂と唐草。五〇円は菊。一〇〇円は桜。五〇〇円は桐である。これらは造幣局によるデザインで、財務省の意見を取り入れながら、偽造対策なども万全になされるため、いくつかのデザインのなかから閣議で決定されるという。いちばん新しいところで二〇〇〇(平成一二)年以降発行の五〇〇円玉は、それ以前の五〇〇円玉とデザインを変えずに、見る角度によって〇(ゼロ)のなかに数字が見え隠れする潜像加工、横のギザギザが斜めになっている「斜めギザ」、微細点加工、微細線加工など、大きく四つの貨幣偽造対策が施され、複雑なつくりになっている。
一円玉に描かれている木だけは、架空のもの
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305