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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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駅名②【えきめい】
- 「日本一長い駅名」の座を六年間奪われていた南阿蘇鉄道高森線の「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅(熊本県南阿蘇村)が、再びトップに返り咲きを果たしたそうだ。自分をアピールするにはどうすればよいか。それは、なんといっても「目立つ」のがいちばんである。駅の名前も例外ではない。かつて国鉄のローカル線が第三セクターになる際、なるべく目立って多くの人に来てもらおうと、長い駅名をつける競争が激化。そのきっかけは、一九八八(昭和六三)年に開設された阿武隈急行阿武隈急行線「やながわ希望の森公園前」の命名。それ以降、日本全国で長い名前の駅名が次々と誕生した。この競争にひとまず決着をつけたのが、一九九二(平成四)年に登場した「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅だった。「白水高原」駅は阿蘇山の眺めも美しく、白水水源など多くの水源を有する、風光明媚な場所に位置していることから、地域の活性化への話題づくりのため、無人駅として誕生した際に、「みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん」と読み仮名の数で、茨城県鹿嶋市にある駅と並ぶ、二二字の日本一長い名前をつけたのだ。その際には、当然、日本一長い駅名を意識的にめざしたという。この長い名前が呼び水になってくれればという願いが感じられる。だが、二〇〇一(平成一三)年四月に、島根県の一畑電車北松江線が、もともと「古江」駅という短い駅名だったものを、美術館のオープンを機に、「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」と改称し、読み仮名の数で二五文字となり、日本一の駅となり、「白水高原」駅はついにタイトルを奪取されたのだ。もちろん、こちらも日本一長い駅名を狙っていたので、駅名票にも「日本一長い駅名です」と誇らしげに書かれた。「白水高原」駅は、さぞ悔しかったろう。しかし、一畑電気鉄道は、二〇〇七(平成一九)年三月に美術館を閉館するにともない、駅名を「松江イングリッシュガーデン前」に変更することで名前が短くなり、これを受けて、「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅は、再びトップに返り咲くことになったというわけだ。ちなみに地元では、そのあまりにも長い名前が不便で、ただの「白水高原」と呼ばれている??長いばかりではダメなのかもしれない。
日本一長い駅名は、二二字の無人駅である
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305