-
今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
英語【えいご】
- インドの公用語といえばヒンディー語がタテマエなのだが、インドの人々は、なんといっても準公用語の英語がなければちょっとつらい。公用語は、あくまでヒンディー語なのだが、これが、日本でいうところの共通語のように国内どこでも通じるわけではない。インド国内でも南のほうに行ってしまうとまったくこれが通用しないのだ。インドは地域ごとで言語が発達してしまっており、細分化するとその言語数は数百にもなるという。そのため、国内で違う地域の人々が会話をするためには、英語が欠かせない必須アイテムになっているのだ。デリーの人とチェンナイの人が英語で話をするのは当たり前。国会でもヒンディー語の通訳と英語の通訳がいるのが当然になっているほど、英語はインド人にとって第二の母国語である。というわけで、インドの人は英語がしゃべれるのだが、このインド人の英語、日本人の私たちにとっては聞き取りづらいことが少なくない。まず、インドの人がすごく早口で、よくしゃべるということも聞き取りにくいことの一つなのだが、簡単にその特徴をいってしまうと、どうやらインド人の英語の発音は、「R」の発音が強すぎるようだ。日本人にとっては、どちらかというと「R」の発音は「ル」でもなく「ウ」でもない中間的な発音なので発音しづらい音。それをインドの人は強調して話しているので、はじめはすごくわかりづらくなってしまうのだ。たとえば、International Airportの場合、英国は「インタナッショナ エアポー」という感じで、日本なら「インターナショナル エアポート」だが、インドの場合「イントゥルナショナゥ エルポルト」となるようだ。とはいえ、インドの人が全員、英語が得意なわけではない。その地域のインドの言語しか話さない人も非常に多く、英語を自由に操ることができるのは、インドの全人口の約一〇パーセントといわれ、その大半は私立の学校の卒業生でありインドの「エリート」なのである。
インド人の英語が聞き取りづらい理由
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
A D |
雑学大全2について | ||
|
この言葉が収録されている辞典 |
雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305