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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
・12月(師走/December)
・19日
・木(Thursday)
・二十四節気
┣「大雪」から12日
┗「冬至」まで3日
・先負
・十支:庚(かのえ)
・十二支:寅(とら)
月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
イチロー【いちろー】
- シアトル・マリナーズのイチロー選手といえば、松井秀喜選手、松坂大輔選手とならぶ野球界のスーパースターだ。野茂英雄選手が日本人投手としてメジャーリーグに進出する礎を築いたとすれば、このイチローの活躍が、日本人打者として進出する土台を築いたといえよう。振り返ってみれば、鈴木一朗というあまりめずらしくない名前にインパクトを付けようと、オリックスブルーウェーブ時代の監督・故仰木彬氏が考え出したといわれる登録名が「イチロー」だった。一九九四(平成六)年に、球界のなかで改名をして、その年にオープン戦から大活躍し、いきなり首位打者に輝いたのだ。ちなみにこのとき、改名がイチロー一人ではかえって目立ちすぎてしまうということで、佐藤和弘選手が「パンチ」として併せて登録されている。さて、日本人の名づけの感覚からいうと、「一朗」はもちろん長男なのだろうと思うのが一般的だろう。だが、野球ファンなら知っているだろうが、イチロー選手は次男である。彼には、自分のイチロー・ブランドのデザイナーを任せているお兄さんがいるのだ。これにはお父さんの宣之さんに深い考えがあってのこと。鈴木流の子育て論といったところだろうか。実は、お兄さんにも「一」がついている。イチロー選手の祖父が「銀一」さんといって、一という字はそこから受け継いだ文字であり、また、一は縁起がよさそうだという思いもあったという。お兄さんは、一泰(かずやす)。お兄さんが生まれた当時、イチロー選手のお父さんはサラリーマンをしていたそうで、一に「安泰」ということで、そのように名づけられたそうだ。イチロー選手の場合は、誕生の頃、お父さんは独立して商売をしていたので、一に「明るく朗らかに」ということで、付けた名前なのだという。次男だからと、こだわることはなかったそうだ。
次男なのに「一朗」と名づけられた深い理由
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全2 」 |
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雑学大全2

- 【辞書・辞典名】雑学大全2[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487801305