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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
生理①【東京雑学研究会編】
- 女性の生理というのは、健康ならきちんとした周期で訪れ、乱れることはない。それが、無理なダイエットに取り組んだり、ストレスが高じたりすると、ホルモン分泌が変化して不規則になったり無月経になったりする。
そのホルモンが、黄体ホルモンだ。
黄体ホルモンは、子宮の状態を調えてきちんと受精できる状態にするホルモンだが、月経の周期にあわせて、その月の排卵日から次の生理が始まるまでの間、卵巣から分泌されている。
ところが、この黄体ホルモンは、子宮の働きをつかさどるだけでなく、肝臓にも影響を与えている。肝臓からのアルコール分解酵素の分泌を抑制する働きをするのだ。ということは、黄体ホルモンの分泌されている期間、女性の肝臓はアルコールを分解する能力が、ふだんより衰えることになる。
いつもならなんということもない量の飲酒でも、ひどく酔っ払ったり、二日酔いになったりする可能性があるわけだ。たとえそんな症状が出なくても、アルコール分解のために肝臓がフル稼働していることは確実。そのために働きすぎた肝臓が、エネルギーの蓄積のような、ほかの重要な役割をおろそかにすることになっては困る。
黄体ホルモンの分泌は、排卵が起こると始まるから、本来なら排卵日を知って妊娠調節のデータにする基礎体温表を、酒好きの女性は飲酒の目安のためにつけてみてはどうだろうか。
§女性は生理前に深酒をしないほうがいい
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473