見出し語 全文検索 [ランダム検索]

  • 今日のこよみ
    ・2019年(平成31年/)
    ・12月(師走/December)
    ・19日
    ・木(Thursday)
    ・二十四節気
    ┣「大雪」から12日
    ┗「冬至」まで3日
    先負
    ・十支:(かのえ)
    ・十二支:(とら)
    月齢:22
    月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
気づいた点・不具合・要望など、何でもひとことくださいませ



※返信が必要な場合は問い合わせフォームへお願いします 送信

 七五三【東京雑学研究会編】


§七五三のルーツは?



毎年一一月一五日は、七五三の祝いの日。晴れ着をまとい、千歳飴を手にした子どもたちが、親に手を引かれて神社にお参りする姿が全国で見られる。
そもそも、七五三とは、子どもが成長してゆく節目ごとに、神の加護を祈る行事であるが、必ずしも三歳、五歳、七歳のすべてを祝うものではなかった。
地方によって異なるが、女児は三歳で、着物のつけ紐を取ってはじめて帯を結ぶ、紐落とし、帯結びと呼ばれる儀式が行われていた。また、男女児ともに、頭髪をおかっぱから結髪に改めたり、頭を錦で包む髪置きが行われた。
五歳の祝いは、男児がはじめて袴をつける袴着で、武家の風習を受け継ぐものであった。
七歳は、男女児ともに、幼年期の最後の祝いとして、晴れ着を着て氏神にお参りをする。このときに、紐落としを行う場合もある。
七歳は、男女ともに、幼児期の終わりとみなされた。昔は、乳幼児の死亡率が高かったこともあって、子どもは「七つまで神の子」とされ、七歳以下で死んだ子には、本葬は営まれなかった。七歳まで無事に成長すれば親は喜び、宮参りによって、その神社の氏子入りをすることとなる。つまり、七歳の宮参りによって、氏神からも地域社会からも、一人前として認められ、祝福されるのである。近畿地方では、七歳になった子どもに、神主が氏子札を与える風習がある。
千歳飴は、その長さが子どもの長生きを象徴する菓子として江戸時代に売り出された。この頃すでに、七五三の日の江戸の神社は、親子連れの参詣者でにぎわっていたという。
もっとも、「七五三」という名称は案外新しく、明治時代になってから生まれたもののようだ。数え年の七歳で小学校に入ることが定められ、子どもの成長の節目で、縁起のいい奇数を七・五・三と並べたものである。

【出典】 東京書籍(著:東京雑学研究会)
雑学大全

JLogosエディター

JLogos編集部

JLogos編集部です。…>>続き

キュレーターページ(外部)

まとめ一覧

プロフィールを見る

プロフィールを閉じる


  • 12670422
    0
    しおり
  •      
  •      



▼お隣キーワード:七福神  視聴率  舌打ち  始祖鳥  

   


  1. ◆「七五三」の関連ワード

  2. 七福神

  3. 視聴率

  4. 舌打ち

  5. 始祖鳥


A D

雑学大全について
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!
この言葉が収録されている辞典

 雑学大全


  • 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
  • 【出版社】東京書籍
  • 【編集委員】東京雑学研究会
  • 【書籍版の価格】2,160
  • 【収録語数】1,000
  • 【発売日】2004年8月
  • 【ISBN】978-4487799473










この書籍の関連アプリ

 アプリ


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
App store


雑学大全

雑学大全

  • 定価:480
  • 「働きバチは1日6時間しか働かない」...>>続く
Google Play

関連辞典
雑学大全 雑学大全 雑学大全 雑学大全