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今日のこよみ ・2019年(平成31年/猪)
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月名(旧歴日):下弦の月/下つ弓張(しもつゆみはり)
雑誌【東京雑学研究会編】
- 残暑きびしく、道行く人は汗をだらだら流しているのに、書店に並ぶ雑誌の表紙では、なぜか毛皮をまとった美女が微笑んでいる。こんなおかしなことになるのは、月刊誌の発売日の日付が、一か月もしくはそれ以上先になっているからである。
例えば、「一〇月号」ならば、九月もしくは八月末に発売される。よく見ると、日付が先になっているのは、隔週誌も週刊誌も同じである。どうして、こんなことになっているのだろう?
この習慣が始まったのは、今からざっと三〇年前である。その頃、女性の社会進出とマスコミの発達が重なったためか、多くの女性雑誌が創刊された。各誌は、今よりも、もっと激しい販売合戦を繰り広げた。
そんな中で、ある一誌が、少しでも情報を早く見せようとして、日付を一か月先にしたところ、ほかの雑誌もあれよあれよと追随し、すべての雑誌の日付が早くなったのである。
各誌が横並びになったら、もう意味はないのだが、今さら元に戻したら、まるで情報が古いように見えてしまう。そのため、現在まで、その習慣が残っているのである。
§雑誌の発売日の日付は、なぜ一か月先なのか?
【出典】![]() |
東京書籍(著:東京雑学研究会) 「 雑学大全 」 |
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雑学大全

- 【辞書・辞典名】雑学大全[link]
- 【出版社】東京書籍
- 【編集委員】東京雑学研究会
- 【書籍版の価格】2,160
- 【収録語数】1,000
- 【発売日】2004年8月
- 【ISBN】978-4487799473